子供とパソコンでマインクラフトを始めよう

みんな大好きマインクラフト。

私も随分前から名前だけは知っていたのですが、このたび子供からのリクエストに応じる形で一緒にマイクラデビューいたしました。

村を守るゴーレムとツーショットに成功した

デビューしたと簡単に書きましたが、実際には始めるまで意外と分からないことが盛りだくさんだったので今回はそのまとめです。

パソコンでやるかSwitchでやるか

マインクラフトはNintendo Switch、パソコン、ipad、スマートフォンなど多くのデバイスで遊ぶことができます。自分が子供のころはハードは決まっていたからお店でソフトを買って来るだけでよかったのに、今はハードを選ぶことから始まるんですね。

せっかくなら大きな画面で遊びたいので、我が家ではSwitchかパソコンかということになります。

手軽に始めるならSwitchが簡単です。2人プレイも画面分割して簡単にできるみたいだし、外に持ち出すことも簡単です。

パソコンであればSwitchのような手軽さはないですが、ゲームを改造して楽しむようなこともできたり(アドオン/MOD を入れて遊ぶ)、プログラミング機能と連携させたりと、単純にゲームとして遊ぶだけではなく、より深くマインクラフトの世界を楽しむ事ができます。

ただゲームとして遊ぶだけではなく、何かしら学びに繋がってくれたら嬉しいなということで、今回はパソコンでマインクラフトを始めることにしました。

単純に子供がパソコンの利用に慣れるというICT教育的な側面も期待していたり。

パソコン版にも2種類(統合版とJAVA版)あるらしい

さて、パソコンでマインクラフトをやるということで調べてみると、パソコン版といっても2種類あることがわかりました。

統合版(BE版、Bedrock Edition)とJAVA版(JAVA Edition)です。(厳密にはEducation Editionという教育機関向けもあるみたいだけど今回は割愛)

JAVA版(JAVA Edition)の特徴

  • 統合版より高機能
    • MODと呼ばれる機能追加が可能。ゲームそのものが変わるほどの改造も可能。統合版でも機能追加はあるにはあるけどかなり制限がある。
    • 古いバージョンも遊べる。過去のバージョンを選択して起動できるので「作ってあったものがバージョンアップでおかしくなったー」みたいなこともない。
  • パソコンでしか動作しない
    • JAVA版は高機能な分、ある程度高機能なパソコンでないと快適に遊ぶことができません。うちのパソコンではときどきカクカクしたりコマが飛んだりとギリギリな感じでした。
    • オンラインでの協力プレイはJAVA版同士でしかできないので、相手もパソコンでJAVA版を使う必要がある。
  • よくゲーム実況で使われている
    • 多くの人気ゲーム配信者が使っているのはJAVA版です。色々なMODがあるのでネタも豊富そう。まいぜんシスターズとかカラピチとかドズル社とか…。
  • 家族間で共有ができない(!)
    • 家族内であっても各自がJAVA版を購入していないと同時起動できません。

統合版(BE版、Bedrock Edition)の特徴

  • 動作が軽い
    • JAVA版と比べるとそこそこのパソコン性能でもストレスなく遊ぶことができます。
  • 色々な機器に対応
    • 大雑把ですが、パソコン以外(Switch、iPad、スマホ等)のマインクラフトはすべて統合版です。統合版同士なら機器が違ってもオンラインで協力プレイが可能です。パソコンだけJAVA版と統合版があるのね。
  • ヒカキンは統合版
    • ヒカキンがヒカクラ2と題して配信してるのは統合版です。多くのマインクラフト配信者がJAVA版を使用している中で珍しい。
    • 芸能人がマインクラフトをやっているときは統合版が多い気がする(よゐこ、有吉弘行など)。みんなSwitchでやってるから必然的に統合版になるのかな。
  • 家族間で共有できる
    • パソコンの統合版は家族間の共有機能が許可されているようで、一つ購入すれば家族で同時に遊ぶことが可能です。(パソコンが人数分必要)

統合版(Bedrock Edition)とJAVA版(JAVA Edition)のどちらを買えばいい?

手軽に家族で協力プレイをしたい → 統合版(一つだけ買えばOK)

Youtubeでよく見るような遊び方がしたい → JAVA版(人数分購入する必要あり)

色々と判断基準はあるかと思いますが、今回はこんなところで判断して統合版で始めることにしました。(うちのパソコンではスペック的にJAVA版の動作が厳しそうなので検討するまでもなかったけど…)

以前は統合版とJAVA版は完全に別ソフトとして扱われており別々に購入しないといけませんでしたが、2022年6月以降、マインクラフトのパソコン版を購入すると、統合版とJAVA版の両方をインストールすることができるようになりました。

しかし、それぞれの特徴にも書いたとおり、JAVA版と統合版では家族間でライセンスを共有できるかどうかが異なります。

マインクラフトは「Microsoftアカウント」と連携して起動するのですが、JAVA版はマインクラフトを購入したMicrosoftアカウントでログインしていないと起動ができません。

JAVA版起動画面の比較

統合版の場合は、マインクラフトを購入したMicrosoftアカウントでインストールさえしてしまえば、それ以降はどのMicrosoftアカウント(ファミリー設定済み)でログインしていても起動できます。

一応ライセンス的なところをちゃんと確認しようと思ったところ、Minecraft の公式サイトに以下の記載がありました。

I family-share my account with my children. Will they get both versions of Minecraft?
No, only the account that purchased Java or Bedrock will have access to Java Edition. Family sharing will work for Minecraft for Windows (Bedrock Edition).
(意訳)
「子供とファミリー共有しているんだけどJAVA版と統合版の両方使えるの?」
「JAVA版を使えるのは購入者だけだよ!統合版はファミリー共有の機能で子供も使えるよ!」

https://help.minecraft.net/hc/en-us/articles/6657208607501-Minecraft-Java-Bedrock-Edition-for-PC-FAQ

パソコンを子供が自由に使うのは心配?

今回マインクラフトを始めるにあたり、ゲームそのものをどうするかということよりも、子供にパソコンをどう使わせるか?ということのほうが考えることが多かったです。

あまり制限をかけすぎてもパソコンの操作に慣れることはなさそうだし、かといって最初からすべて自由に使わせるのは色々な方面で心配です。

そこで導入することにしたのが、Microsft ファミリーセーフティという機能です。

これを使うことで、パソコンの使用時間の管理したり、閲覧できるウェブサイトを制限したり、支払いは親の許可が必要にしたりということができるようになります。

Windowsの標準機能の範囲で使えるのでお金はかかりません。

子供の年齢に合わせていい感じに設定が変更できるので、大きくなったら徐々に制限を緩和していこうと思っています。

箱ボックス
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親の責任を果たすには最初が肝心。

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